ミステリというなかれ ネタバレ 7巻(ep10)!教授から謎解きを頼まれた久能は…

漫画ネタバレ

flowersで連載中の漫画「ミステリと言う勿れ」(田村由美先生)7巻(ep10)を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!

教授である天達の恋人だった喜和の墓参りにやって来た久能は、謎解きを頼まれて雪山の別荘に…?

>>>前話 ミステリというなかれ ネタバレ 6巻(ep2.5)はこちら

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ミステリというなかれ ネタバレ 7巻(ep10)!教授から謎解きを頼まれた久能は…

ある日、教授の天達の恋人だった、喜和の墓参りにやってきた久能。

するとちょうど天達も来ており、新年の挨拶をする久能に、毎年来てくれてありがとうと礼を言います。

そしてまた天達は墓に向き合うと、喜和と呼び掛け、君のお気に入りだった久能くんが来てくれたよと投げ掛けました。

彼の後ろ姿を見ながら、久能は喜和と幼い頃に過ごした日々を思い出します。

…もう五年か・・・。

天達は空を見上げてそう呟くと、久能と共に墓前に手を合わせたのでした。

 

墓参りを終えた二人は、近くの茶屋に入りました。

互いがいつも同じメニューを頼む事を指摘し合うと、天達は久能に、そうだ、週末バイトしないかと提案を持ち掛けます。

どうやらこの週末、彼の友人の別荘に知り合いが集まって、謎解きミステリー会を開催するというのです。

片付けや給仕を手伝ってくれないかと言う天達に、久能はいいですよと快諾しました。

その返事を聞くと、天達は加えて頼みたいこともあるのだと、久能に告げたのでした。

 

大隣警察署では、元旦に久能が指名手配の犯人を捕まえた、という話でもちきりです。

あまりにも鋭い洞察力で次々と事件を解決していく久能に、みんなはもしかして彼が犯行現場に足を踏み入れているのではないかと思う程です。

それを聞いていた青砥は持っていた新聞のある記事を読んで、そんなことよりも、と話を切り替えました。

そこには最近発生したストーカー殺人事件の記事が載っています。

…こんなのばかりだな・・・最近・・・。

青砥はどんよりした表情で嘆くと、ため息をつくのでした。

 

その頃、久能は天達に連れられて、例の謎解きミステリー会の開催場所である別荘に向かっていました。

車内では、女性に食事をおごるかおごらないかの話で盛り上がる二人。

久能は、今まで食事代は自分で出すものという考えしかなかったと話すと、最近ある女性にはおごりたいという感情が芽生えたのだと話します。

しかしそれが女性だからなのか、もしくは入院しているからなのか、その人だから思うものなのかよく分からないと言う久能。

それでもそんな自分の感情に驚き、同時に血の気の引くような思いにもなった、と。

天達は久能のその話を聞き、まだまだ若いのだから、知識だけではなく体験することで人は変わっていくのだと説きます。

そしてそうやって人を知っていくことで、自分というものを知っていくことになるのだ、と話しました。

久能が感心していると、車は目的地の別荘に到着します。

見渡すと、そこは外壁に蔦が絡まる、驚くほど大きな家です。

あっけにとられて呆然とする久能のもとに、相良レンという大学生が駆け寄ってきて挨拶をしました。

彼も今回のアルバイト要員の一人らしく、久能とレンは去年同じゼミで顔見知りだったのでした。

二人は改めて自己紹介し合うと、レンはいきなり久能に、もし自分が透明人間だったら何をする?と訊ねてきます。

いきなりの質問に悩む久能でしたが、銭湯に行ってみたいかもと答えると、レンは女性の覗きの事を言っているのかと勘違いしたようで、仲良くなれそうだと微笑みました。

慌てて訂正しようとする久能ですが、レンにどうやら聞く耳はもうなさそうです。

そこに天達の友人である、橘高という男性がベランダから顔を出しました。

家の中に荷物を運ぶ久能とレンに、橘高は玄関マットで靴の泥を落としてから入ってくるように指示します。

そこで、玄関マットが以前はなかった事に気が付いた橘高。

天達に訊ねると、冬は雪で埋まってしまうしガレージから出入りするから、以前までは置いていなかったのではという返答です。

それを聞いた橘高は、そういえば冬に自分が来たことはなかったな・・と納得するのでした。

 

室内に入った久能たちを、家主のアイビーという男性が出迎えてくれます。

彼はこの別荘の主らしく、手には酒を持っています。

広い室内に、暖炉まであるリビングを久能が見渡していると、バイトのレンはみんなに飲み物のオーダーをとり始めました。

天達は玄米茶、アイビーはコーヒー、橘高はマイボトルを持参しています。

アイビーはレンと久能が天達の生徒だと分かると、レンはあざといやつで、久能はまるで空気だなと例えました。

珍しく、ウザいやつだと言われなかった事に久能が喜んでいると、天達は、人を見る目がないなとアイビーを笑ってからかいます。

そこに新しい来客が二人やって来ました。

彼らとはアイビーも初対面らしく、インターネットのサイトで知り合った二人だと紹介します。

一人は、ぽっちゃりとした体型の中年男性、デラ。

もう一人は、ほっそりとした体型の青年、パンです。

彼らは、アイビーを張り巡らせようの会というサイトから、今回の会に参加することになったのだと言います。

こうして全員が集まった所で、アイビーはみんなが泊まる二階の部屋を案内しました。

四つある内の一つはアイビーの部屋なので、残りの三部屋を二人ずつで割り振る事に。

デラとパン、久能とレン、天達と橘高の振り分けです。

しかし橘高は、ガレージにテントを張って過ごすつもりだと話すのでした。

 

そこから一同はバーベキューを楽しみ、ついにメインのミステリー会が始まります。

暗くした室内で、暖炉を囲んで座る一同。

前座として橘高が、一つの謎解きをみんなに出しました。

山荘に五人泊まる事になり、その内の一人が四人を殺害して逃亡。

しかし警察が下した判断は集団自決というものでした、それは何故かーー。

デラとパンは、きっと凄いトリックが仕掛けられているのだと頭を抱えますが、橘高によって、それは犯人が透明人間だったからとあっさりと回答が導き出されてしまいます。

場が少しあたたまった所で、アイビーは本題に話を移しました。

最近、この別荘を手に入れたというアイビー。

ここは五年前に、一人の女性がベランダから転落死しているというのです。

住んでいたのは近所でも評判の仲の良い夫婦のようで、一時は警察から疑いの目を向けられていた夫ですが、すぐにその疑いも晴れて事故死で片付けられたようです。

しかし夫はその結末に納得がいかず、以前からストーカー被害に遭っていた妻は、そいつに狙われて殺されたのだとマスコミに訴えました。

…みなさんに、この事件の真相を見つけてほしい。

アイビーはそう言って頭を下げると、夫の方は犯人を見つけたら殺してやりたいと言っていると話します。

鍵付きの部屋以外は全て自由に見て構わないというアイビーの言葉に、デラは面白そうだと呟きました。

壁の一角には、亡くなった女性が描いた花の絵が飾られています。

彼女は花が好きだったようで、四つ葉のクローバーを見つける度に押し花にして栞にしていたようでした。

四つ葉の話を聞いた久能は、三つ葉を傷つける事で葉が四枚に増えるという雑学を披露します。

だから探そうとしてその場所に足を踏み入れれば踏み入れる程、四つ葉は増えていくのだ、と。

この知識は植物を大切にしている人なら知っているはずだし、そもそも幸せな人はそんな探し方はしないはずだと、久能は話すのでした。

 

一同はこのミステリーを解くために、室内を探索することにします。

今回はアルバイトの久能とレンには、謎解きではなく、半地下にある書庫の整理が課せられる事になりました。

書庫に向かう途中、久能は壁に飾られている花の絵を見ながら、ある事に気が付きます。

花の種類を次々と口にする久能に、自分は全く分からないよと感心するアイビーです。

久能たちを書庫まで案内すると、手前には鍵のかかった部屋が。

書庫の中は至る所に本が散乱しており、積み重ねられています。

よく見てみると、その多くの本が花の本で、どれもに栞がはさんでありました。

整理していると、一冊の本からレンが手紙の束を見つけ出してきます。

中を開くと、それはラブレターのようで、送り主にはアイビーの名前が書かれていました。

どの手紙にも、妻の彩子へ、という題名で、愛を綴った詩が書かれています。

もしかして亡くなった女性の夫はアイビー本人なのかと考え始めた久能とレン。

書庫の整理を進めていくと、中から当時の事件の新聞記事が出てきました。

「鳶彩子35歳、自宅ベランダから転落死」という見出しの記事の他にも、「夫の薫平35歳が妻は殺されたと叫ぶ」という記事もあります。

やはりこの薫平という男性がアイビー本人なのではないかと疑う久能。

しかしレンは違う意見を持ち始めたようで、もし本当に彼が夫なら、こうして愛していた人の遺物を散らかしたり、他人に触らせたりしないのではないかと、本人説を否定しました。

そこで久能は、本に挟まっている栞が全て252ページか52ページ、25ページである事に気が付きます。

その数字と、壁に飾られていた花の絵とのある関連に気が付いた久能は、慌てて部屋を飛び出したのでした。

 

一方で、別荘の中を探索していたデラたち。

なかなか思うようなヒントが見つからず、一旦休憩でリビングに戻ってきました。

アイビーは彼らのために一本の瓶を取り出すと、これは亡くなった女性が結婚記念日用に用意しておいたものだと話します。

供養の為に今日あけようと思って用意していたのだと、アイビーが瓶のコルクに手をかざしたその時でした。

息を切らして駆け寄ってきた久能が、その手を止めたのです。

…飲んではダメだ!それはおそらく毒が入っている。

久能はそう叫んだのでした。

 

ワインに毒が入っていると告げた久能は、その亡くなった女性というのはアイビーさんの奥さんですか?と問い掛けます。

最近入手したというこの別荘だけれど、アイビーが以前から行き来していたような口ぶりである事、見つかった新聞記事には氏名と写真が載っていた事を理由に話す久能。

しかし奥さんの事を、本当に愛していたとは思えないと告げたのです。

理由は、レンが言っていた遺品を扱うアイビーの態度や、彼女の好きだった花の名前を全然知らなかったからです。

近所で評判なくらい仲が良かったというのは、アイビーが彼女を束縛していた証だったのではないかと予測した久能。

書庫にあった本には、全て共通するページ数に四つ葉のクローバーの栞が挟まれていました。

その数字は、消防無線の通話コードでの要救助者を意味している事に久能は気が付いたです。

彼女がずっと助けを求めていたのではないかと推測した久能は、部屋の鍵も外からかけるタイプになっていた事からも、激しく束縛していた跡が見えると指摘しました。

そして何より壁に飾られていた絵はどれも、嫌悪や絶望など、夫に対してのネガティブな感情ばかりが見える花言葉の花ばかりだったのです。

彼女は自殺したか、逃げようとしてベランダから転落したのではないかと予測した久能。

絵の中には、私は明日死ぬだろうという意味を持つ花もありました。

久能はアイビーに向かって、もしストーカーがいたのだとしたらそれはアイビーさんだと投げ掛けました。

花言葉に復讐や、夫と共に死ぬ事を意味する絵もあった事から、きっと彼女は結婚記念日にこの毒入りの飲み物で夫を道連れにしようとしていたのではないかと、久能は話します。

この別荘の庭には夾竹桃という毒を持つ植物も植えられており、山の中に進めば簡単に手に入ることから、毒には困らない環境なのです。

 

久能がここまで話し終えると、室内はシーンと静まり返っています。

沈黙を破るかのように、アイビーと天達が久能に向けて拍手をおくりました。

…正解です。これらは全て自分たちが用意した謎であり、新聞記事なども全部架空のものです。だからこれはミステリー会のみんなに解いてほしかったな。

アイビーのその言葉に、久能は呆気にとられてしまいます。

…全部作り話だったってことですか?

そう訊ねる久能に、アイビーは、自分は独身で妻なんていないし、転落事故も全くの作り話だと答えました。

いつも情報の出処を確認しなさいと言っているだろう、と久能に投げ掛けた天達の言葉を聞いて、レンもショックそうな表情を見せます。

一方で、謎を解く事が出来ずに悔しさを滲ませるデラとパン。

すると聞いていた橘高が、アイビーと天達に不満の声をあげました。

…今の謎解きの題目は全てここで現実にあった事件だ。

被害者は、天達の恋人の喜和。

彼女は実際にこの場所でストーカーによって殺されたのだ。

花の絵も全て喜和が描いたものだ、と。

橘高はそう言うと、それなのによくこんな謎解きゲームの題材に平気で利用できたもんだと、天達の無神経さに声を荒げます。

いきなり突きつけられた真実に、久能は更に驚きを隠せません。

…本当にここで喜和が亡くなったんですか?

その久能の言葉に、天達は、僕はもう吹っ切れているから大丈夫だよ、そう静かに呟くと、過去の事件を話し始めたのでした。

 

当時、心理カウンセラーをしていた喜和。

彼女は画家として絵も描いていました。

しかしある時から、カウンセラーをしていた一人の患者から、ストーカーをされるようになってしまいます。

彼女の身の危険を感じた天達は、喜和をこの場所に匿ったものの、犯人になぜか居場所を突き止められ殺害されてしまったのです。

駆け付けた時には犯人も一緒に亡くなっており、それが自殺だったのかどうかは不明でした。

犯人の死因は、暖炉の煙突がつまっていたことによる煙の中毒死と断定付けられ、それが自殺の為に自分で仕掛けたものなのか、たまたまだったのかは分からないままだと、天達は話します。

…ただ犯人はそいつで間違いないんだ。だからもういいんだよ。

天達はそう静かに頷くと、気遣ってくれた橘高に礼を言ったのでした。

 

外を見ると、雪が吹雪いています。

レンは、まるで推理小説のワンシーンのようだ、と目を輝かせました。

…もしドラえもんが現実に存在するとしたら、どんな道具がほしい?

レンはそう久能に問い掛けると、道具がどんなものがあるかよく知らないからドラえもんそのものがほしい、と答える久能。

想像を超えない久能のその返答に、レンは少しがっかりした表情を見せると、就寝のために部屋へと戻っていきました。

 

一方の久能も、一人でしか眠れないため、一階のソファーで眠ろうと部屋から布団を運び出しました。

するとガレージでは橘高がテントを張っています。

どうやら彼も人と一緒に眠ることができない性分のようで、久能は激しく共感を示しました。

そんな久能に橘高は、喜和の事を知っていたの?と質問します。

その問いに、子どもの頃から知っていて、何度か会った事があるのだと返した久能。

すると橘高は、事件について天達から何か聞いていなかったのかと問い掛けます。

久能が知る限り、天達は大学でも墓参りでも、この死の真相は一切明かしてきませんでした。

…あの事件の日に時を戻せたら・・・。

橘高は悔しさを滲ませながら、そう呟くのでした。

 

久能がリビングに戻ると、ソファは既にデラが使用しており、彼は眠ってしまっています。

他に寝るところはないだろうかーー。

そう思いながら久能がうろうろしていると、壁に飾ってあった一枚の花の絵が目に止まりました。

喜和が描いたその絵は、幼い頃、彼女によく可愛がってもらっていた思い出を連想させます。

いつも久能を笑顔で見守ってくれていた喜和。

日常の出来事から、日々の読んだ本の事まで、喜和はいつも久能の話を楽しそうに聞いてくれたのです。

そんな中、ある日、久能が喜和にあるものをプレゼントしてもらった事がありました。

これはぜひ母にプレゼントして、そう言って久能に一輪の花を手渡した喜和。

彼女の言う通りに無邪気に持って帰ると、家の中で母は倒れていました。

驚いて立ち尽くす久能の背後に、男性が忍び寄ります。

…母親と同じで役立たずだな。

男性はそう言うと、久能の首根っこを掴み、彼の持っていた花を床に叩きつけます。

ここでハッと目が覚めた久能。

夢か・・・と胸を撫で下ろすと、いい歳なのだからと必死に自分を取り戻そうとします。

その様子を、天達が二階から見ていました。

愛されなかったということは生きなかったことと同様だーーー。

天達は、有名な女性作家、ルー・サロメの言葉を呟くのでした。

 

翌朝、目が覚めた久能は、レンと一緒に昨晩降り積もった雪かきをします。

そこに手伝いにやってきた天達が、あの事件の日も雪が積もっていたなと呟きました。

当時、犯人の足跡は裏口に続いており、正面の玄関周りだけがキレイに雪かきされていたのです。

違和感が残った天達ですが、もしかしたら喜和が、その足跡に気が付かずに玄関の所だけ雪かきをしたのかもしれないと考えたと言います。

久能が天達に、第三者の可能性は考えていないのですかと訊ねると、おかしな所もあるが今のところはそれはないと思っていると答える天達。

そんな話をしながら雪かきを終えた三人は、朝食をとろうとリビングに戻りました。

一同は朝食をとりながら談笑します。

話は橘高の仕事の話から恋人の話、そしてデラの家族の話にまで発展していきます。

ここで、そういえばスマホを持っていないという事に気が付いた橘高は、天達に鳴らしてみてほしいと頼みますが、反応はなく、彼は自宅に忘れてきたようでした。

話は食の話題へと移り変わり、久能は普段カレーを作る事が多いとみんなに投げ掛けます。

その話でカレーが食べたくなったアイビーは、今晩の食事はカレーにしようと、久能にリクエストをしました。

いつもは自分一人の分量で作っていた久能は、七人分のカレーの材料をキッチンの上に並べてみて、その量に呆然とします。

しかしキッチンに豊富な食料が揃っている事に久能が驚きの反応を見せると、皮むきに手伝いに来てくれていた橘高が、アイビーは親の遺産が入ってお金には困っていないのだと教えてくれました。

するとそこにアイビーがやって来ると、橘高に向かって、二階の窓が開けっ放しだったぞと注意します。

おかげで昨晩の雪が吹き込んで中が濡れてしまったじゃないかと怒るアイビーに、橘高は自分ではない、そんなミスすると思うかと反論しました。

それを聞いたアイビーは、それもそうかと納得の様子を見せると、今度はレンに矛先を向けたのでした。

 

カレーの煮込みが一段落した久能は、ひと息つこうと椅子に腰掛けます。

リビングでは、レンがみんなにドラえもんの道具の話を持ち掛けて盛り上がっていました。

話が落ち着いた所で、レンは窓の外を見つめながら、晴れていたら橘高と暗渠排水路を見に行きたかったなと呟きます。

それは人が通れる程の大きさの地下水路で、この別荘がある山の上からふもとまで繋がっているようです。

驚く久能に、橘高は、山に地下を作って利用している所は他にもたくさんあるぞ、と笑顔で投げ掛けました。

ここで、トイレに行こうと席を立った久能。

しばらくの間、カレーはデラに見てもらうことにします。

向かう廊下を歩きながら、久能は、トイレと口に出して呟きました。

そして戻ってくると、レンは食器を洗っており、洗浄機には何枚もの皿と、逆さになったコーヒーカップが並べられています。

久能は視線をリビングの方に移すと、談笑しているみんなを見ながら、透明人間・闇鏡と呟きました。

その瞬間、ハッとある事実に気が付いた久能。

一方のアイビーはカレーを早く食べたい、と待ち遠しい様子を見せます。

それを聞いた橘高は、煮込み終わるまでこれでも飲んで待とうと言って、一本の瓶を持ってきました。

久能は、あの・・・と切り出すと、それを飲んではダメだと止めたのでした。

 

再び久能に止められた橘高は、また毒でも入っているって?と可笑しそうに笑います。

…そうですね、でも理由が分からないんです。

久能はそう答えると、そもそも先生たちはゲームを続行しているのですか?と訊ねました。

ここまで久能は、天達が何かを仕掛けている事に何となく気が付いており、二つの事が同時に進行しているのを見ていました。

一つは、久能が天達からこのバイトを依頼された時、一人だけ嘘つきがいるから見つけてほしいと言われていた事。

来てみると、ここにいる人たちは芝居をしている人ばかりでしたが、一人だけが芝居ではなく嘘をついている事に、久能は気が付いたのです。

それは…橘高。

名指しをされた橘高は、瓶のコルクを開けようとしていた手を止めました。

久能は、初めて会った時に橘高が玄関マットがなかったと天達と話していた事を取り上げます。

冬は置いてないと言った天達に対して、そういえば冬は来たことがないと答えた橘高。

じゃあ橘高が玄関マットがないのを見たのはいつなんだろうーーー?

久能はそう疑問に思ったと言います。

そして、大学の講義で天達に、人は嘘をつく時に鼻を触る心理がある事を教わった話をし始めました。

橘高は玄関マットの話の時と、透明人間の話の時、そして先程の窓の閉め忘れを指摘された時の三回、鼻を触っていたと告げたのです。

一体何の話をしているんだ、橘高がそう反論しようとした時、レンが口を開きました。

自分も天達に、ここに集まる人の中で一人だけ嘘を付かない人がいるから見ていてほしい、と依頼されたと明かしたレン。

謎解きのゲームの最中にみんなが嘘をつく中、橘高だけが素に戻った時があったと言います。

それは五年前の喜和の事件で、天達よりも隠したい事がある証なのではないかーーー。

そう話したレンの言葉を聞いて、橘高は、天達から詳しく聞いていたからつい感情移入してしまっただけだと弁解しました。

しかし久能は、昨晩呟いた、時を戻せたらという橘高の言葉がずっと引っかかっていたと言います。

なぜ犯行現場に関わりのないはずの橘高がそんな事を言うのだろうか。

それは橘高の行動の何か一つで、あの日の事件を変えることができると思っていたからではないか、と。

 

ここで天達は口を開き、こう言いました。

…橘高は事件の日にここには来ていないし、翌日からはテープが貼られて中には入れなかったはずだ。

それを聞いたアイビーも、確かに橘高は知らないはずなのに、喜和はこの場所で、そして犯人は暖炉の前で亡くなっていたと、まるで見たように話していた事に気が付きます。

ここに来ていたのかと問い掛ける天達に、橘高は後ろにあった椅子に力無く座り込むと、絶望した表情で真相を語り始めました。

 

事件の日の朝、橘高は喜和から職場に電話をもらっていました。

用件は、若宮という高校の友人が橘高宛に電話を入れるかもしれないから、かかってきたら自分のここの居場所を伝えてほしいというものでした。

その後、若宮と名乗る人物から橘高宛に本当に電話が入ってきます。

その時は何の疑いもなく、喜和の居場所を言われたとおりに伝えてしまった橘高。

しかし昼休みに入り、急に不安に駆られた橘高は、慌てて喜和のもとへ向かい事件に遭遇したのだと明かしたのでした。

初めて聞くその話に、アイビーは、どうして警察や俺達に知らせなかったんだと、橘高を責めます。

言えなかったのは自分の酷いミスを、どうしても当時は明かすことができなかったと話す橘高。

ここに駆け付けたときには、入り口の鍵は開いていて、室内は煙で充満していたと言います。

床に倒れていた二人はもう見るからに命はなく、焦った橘高は自分の足跡を消すために正面の玄関前を雪かきしたのでした。

…ずっと後悔していた・・・すまなかった・・・。

橘高は肩を落としてそう告げると、久能は、先生は本当はこの事を分かっていたんですよねと問い掛けました。

天達は頷くと、それでも橘高の口から聞きたかったんだと言います。

…悪意でもなく故意でもなく、ミスだったんだ。だから話してほしかった。

天達のその言葉をフォローするように、久能は、悪意じゃなくミスだからこそ言い出せない人もいるんですよね、と告げました。

思えば、窓の締め忘れを指摘された時も橘高は認めたくない様子だったからです。

 

…悪意も困りますけどね。

突然そう口を開いたパン。

名乗るのが遅くなりました、私達は刑事です、そう告げたパンとデラに、久能とレンは驚きます。

刑事として潜入していた二人は、自分たちの市で三件のストーカー事件が立て続けに起きていることを明かしました。

どれも被害者は、市外に身を隠した所を襲われています。

なぜ場所を知ることができたのかという件について、自殺を図ったが死にきれなかった二人の犯人から証言がとれたと話すデラ。

ある日、犯人の所に突然非通知で被害者の居場所を教える電話が入ったというのです。

調べると、どれも別の公衆電話からです。

橘高はその二人と同じ市の市役所に勤務しており、ストーカー・DV被害者支援措置手続きの部署にいました。

実際に被害届を出していた被害者の相談も受けており、書類作成まで行なっています。

刑事たちは、この事件が過去の喜和の事件と似ていることに気が付き、関係者である橘高に話を聞くためにこの会にやって来たのでした。

指摘された橘高は、俺を嵌めようとしたのかと天達に向かって食い下がります。

しかし実際に、天達は橘高を信じようとしていました。

そこで刑事は非通知の電話の声を録音したものを取り出すと、橘高さんの声と比較させてもらえますか?と問い掛けます。

すると、これって罪に問われるのか?とあっさりと自分の犯行を認めた橘高。

驚いたアイビーは、喜和の事で悔やんでいたのにどうしてこんな事をしたんだと、橘高を責め立てます。

橘高は遠い目をしながら、想いを打ち明け始めたのでした。

 

…もう悔やんだり、悩んだりすることに疲れたんだ。

橘高はそう言うと、高校の頃は俺の方が成績もよかったのに、今では天達は大学の准教授だと話します。

一方の自分は、役所で書類まみれになりながら、親の介護で好きな山に行く時間もなく、ストーカーを操ることが唯一のストレス発散だったと明かしました。

ここまで言うと、橘高は、せっかくだから久能の作ったカレーを食べながら話そうと提案します。

慌ててカレーの火を止めに行った久能は、これで本当の動機が明らかになったと告げました。

…本当の動機ってストレスじゃなく?

そう問い掛けたデラの言葉に、久能は、そっちではなくもう一つの方ですと話します。

橘高が、わざわざガレージにテントを張ったり、自分のスリッパや皿、グラスまで持ち込んだり、どんな時も手袋と帽子を着用していて、クッションに座る時はシートを敷いたり…。

…橘高さんは、透明人間になろうとしていますよね。

久能はそう問い掛けると、きっと飲み物には睡眠薬が入っていて、全員を眠らせた後に、暖炉に夾竹桃を焚いてみんなを皆殺しにする予定だったのではないかと投げ掛けました。

警察が来ても、痕跡を残していない橘高の存在には誰も気が付かず、後は自分は、帰りは暗渠を通って山を降りるつもりだったのではないかと指摘した久能。

警察を軽く見るなと反論したデラですが、喜和の関係者が集まったこの会で傷心を理由にすれば心中にも見せる事ができます。

橘高が途中で、スマホがないと言って天達に電話をかけさせたのも、全てアリバイづくりの為でした。

その為にスマホをわざと自宅へ置いてきたのです。

煙突にも夾竹桃の煙が逃げないよう仕掛けがしてあり、前日掃除のフリをして登っていた橘高。

そこまで久能が話した時、スマホを見ていたレンが何かを思い出したように、あ!と声を上げました。

先日、山荘で四人が夾竹桃を燃やして無理心中したという事件が発生していたのを思い出したのです。

レンがスマホの画面に提示した事件の記事を見た久能は、予行演習をしたのですかと橘高に問い掛けます。

次々と出てくる真実にアイビーは顔を青ざめて、本当にお前がやったのか…と信じられないという表情をみせました。

 

すると少しずつ本音を吐露し始めた橘高。

…正直言うと、天達やアイビーには少しざまーみろって思ったんだ。

成功して全て持っている天達に、俺が親のオムツを替えている間に裕福に遊び惚けているアイビー。

本音は俺のことバカにしていただろ?

そう投げ掛けると、自分が毒を入れたのは飲み物ではなくカレーだと白状したのです。

自暴自棄になった橘高は、喜和を殺したのは自分だからとことん恨めばいい、とみんなに言います。

しかし久能は、あなたのせいではありません、とすぐに訂正しました。

…あなたは人の為に行動したことで事件に巻き込まれてしまった。

本来はケアされるべき人だったのに・・・。

問題なのはミスではなく真実を話すことができなかったことです、と。

 

久能のその言葉を最後に橘高は、応援に来た刑事に連行されていきます。

ミスを心から悔やんでいる橘高を見送った天達。

橘高の犯行を予測することが出来ずに、久能とレンをここに巻き込んでしまった事を謝りました。

…落ち着いたら喜和の墓に報告に行くよ。

天達は静かにそう告げるのでした。

 

ある日、ライカと足湯をしながら別荘での事件を話す久能。

またしても警察が来たことで、せっかく作ったカレーを食べられなかったと残念そうに言います。

一方のライカは、天達がなぜ久能とレンを呼んだのだろう、と不思議に思いました。

星座の指輪のことも天達に話してあるのかと久能に訊ねると、星座占いを嫌っているから話すことができないと久能は答えます。

それを聞いて、久能も既成概念に疑問を持つタイプなのにも関わらず、なぜ占いは信じているのだろうと疑問に感じたライカ。

そんなライカに久能は理由を告げました。

それは亡くなった喜和が、占星術は統計学や人文科学であって、人の生きた証なのだと言っていたからだ、と話すのでしたーーー。

>>>「ミステリというなかれ」 ネタバレ 8巻(ep11)に続く

>>>「ミステリというなかれ」 ネタバレ 全卷まとめはこちら

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ミステリというなかれ ネタバレ 7巻(ep10)の感想!

今回は大学の教授の天達をメインに繰り広げられたミステリーでした。

天達の亡くなった恋人である喜和と久能の繋がりは意外でしたね。

どこがどう繋がっていくのかが全く読めず、夢中になって読み進めてしまいました。

橘高のたった一つのボタンの掛け違いがここまで大きな事件に発展するなんて、誰も予想していなかったでしょう…。

人は本当に深いと、この漫画を読んでいると痛感させられます。

そしていつもカレーを食べ損ねる久能が可愛らしいですね。

次回のエピソードも楽しみです!

まとめ

「ミステリと言う勿れ」ネタバレ 7巻(ep10)をご紹介しました!

教授の天達の恋人だった、喜和の墓参りにやって来た久能。

すると天達は、雪山の別荘でバイトをして欲しいと依頼します。

そこは、かつて喜和が亡くなった場所であり、天達の友人だった橘高が関わっていた事が明らかになるのでした。

本当…ちょっとした事がどんどん積み重なっていくんですよね。

後悔の念が、ストーカー達を誘導していたなんて、何とも言えない事件でした。

密かにライカに対しての想いが恋心なのか戸惑う久能にも、おっ!?と思ってしまいました(笑)

続きが気になりますね♪

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ネタバレだけじゃなくて、絵とあわせて「ミステリと言う勿れ」を楽しんでくださいね♡

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