君は面倒な婚約者ネタバレ 2巻！花澤と急接近するはじめにヤキモチを妬く紫乃は…？

Love Jossieの漫画「君は面倒な婚約者」（椎野翠/兎山もなか先生）2巻を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！

花澤と急速に親しくなっていくはじめに、ヤキモチを妬く紫乃…必死で平静を装いますが？

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君は面倒な婚約者ネタバレ 2巻！花澤と急接近するはじめにヤキモチを妬く紫乃は…？
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君は面倒な婚約者ネタバレ 2巻の感想！
まとめ

君は面倒な婚約者ネタバレ 2巻！花澤と急接近するはじめにヤキモチを妬く紫乃は…？

素直で心優しい誰からも愛されるようなヒロインと、性格も見た目も全てがパーフェクトなイケメンの相手役。

出会うことが決まっていたかのように出会い、そして恋に落ちる2人にはハッピーエンドが待っています。

だけどそれでは物語は面白くありません。

そこに登場するのは見るからに悪そうな相手役の婚約者です。

邪魔をして2人の恋を盛り上げる最高のスパイスとなる婚約者。

これを乗り越えて、より2人の絆は深まるのです…。

そして最高のスパイスである婚約者…紫乃は、はじめから花澤と先日出張に行った話を聞かされていました。

2人で地方に出張したと聞いた紫乃は気が気ではありません。

お互いに忙しくても、メールは頻繁にしていたのに、どうして教えてくれなかったのだろう、と思います。

言葉に詰まる紫乃を、不思議そうに見つめるはじめ。

その視線に気づいた紫乃は、お土産ありがとうございます、と慌ててお礼を言います。

お土産も花澤が選んでくれたんだ、とその時のことを思い出し笑うはじめ。

そんなはじめの姿に、そんな話聞きたくない、と思う紫乃でしたが…。

なんて言ってしまったら、本当に漫画の婚約者のようになってしまう、と笑顔で返します。

仲が良いんですね、と笑う紫乃に、花澤は素直で接しやすいからね、と答えるはじめ…。

まるで地獄じゃないか、と心の中で思う紫乃でした。

帰り道、婚約して3年も経つのに未だに夜10時までには家に送り届けられる私と、出会って2週間なのに出張という名の旅行に行けてしまう花澤、この差は一体何なんだろう、とモヤモヤする紫乃。

そんな紫乃の思惑は知らないはじめは、おやすみなさい、と挨拶します。

紫乃はいつもなら触れるだけでもキスをしてくれるのに、と思います。

ここで漫画に出てくる、はじめそっくりの相手役を思い浮かべる紫乃。

彼はヒロインに気持ちが向き、婚約者を遠ざけるようになっていったことを思い出します。

それを考えた紫乃は、自分からキスをして下さい、とはじめに言います。

紫乃の言葉に、驚くはじめ。

紫乃さんからそういうことを言うなんて珍しいですね、と答えます。

こんなことを言うなんて、はしたないと思われたかな、と顔を赤くして目を逸らす紫乃。

そんなはじめは紫乃にキスをすると、希望に添えましたか？とささやきます。

もう少し口を開けて、ともささやくと、口をこじ開けて舌を入れてくるはじめ…。

ぬるりとした感触に、紫乃は思わず吐息が漏れてしまいます。

そのまま舌を絡めるように動かして、キスをするはじめ。

紫乃はキスをしながら、この3年で一番大きな進展だ、と考えます。

なのに満たされるどころか、余計に不安を募らせる紫乃でした。

あれから1週間、自己嫌悪でモヤモヤしている紫乃がいました。

婚約者という名を借りて、はじめにキスを強要してしまった、と落ち込む紫乃。

顔を合わせづらいけれど、仕事ではじめとの打ち合わせがある紫乃は、仕方なく営業部へと向かいます。

一緒に仕事ができるのは嬉しいはずなのに、とため息をつきながら向かう紫乃。

営業部に行くと、はじめは隣の席にいる花澤と談笑しています。

今日は打ち合わせだから、と話すはじめに、家でイチャイチャしながらすればいいのに、とからかう花澤。

お前は…と、呆れたように答えるはじめに、お前なんて呼び合う仲なの、とショックを受ける紫乃…。

はじめより先に紫乃が来たことに気が付いた花澤は、ひじではじめをつつきます。

振り返ると、いつも通りの笑顔で、お疲れ様です、と答えるはじめ。

花澤よりも他人行儀なはじめの対応に、紫乃は涙が出てきそうになります。

ごめんなさい、とちょっと出直しますね、と言い残し、慌てて営業部を立ち去る紫乃…。

営業部では、女性社員がまた来ている、とささやく声が聞こえてきます。

お願いだから、今は誰も私のことを見ないで、と思う紫乃は、誰もいない場所を探します。

ようやく空いている会議室を見つけた紫乃は、堪えていた涙をこぼします。

こんなにも嫉妬してしまうなんて、と自分の感情を持て余す紫乃…。

今の私には見せてくれない、でも私だって知っている、と思うと、かつて花澤のように接してくれた頃のはじめを思い出します。

それは入社したばかりの頃でした。

社長の娘だと陰口を叩かれ、逃げるように飛び込んだ資料室で、はじめに出会った紫乃。

それ以来、休憩時間に資料室でたわいのない話をするようになり、それが幸せだったのに、と思います。

父に婚約者として紹介された時以来、割り切ったかのような笑顔をするようになったはじめ。

そして婚約をしたと同時に、2人で会っていた資料室は今いる会議室へと改装され、こっそり会えなくなってしまった、と紫乃は思います。

あの時婚約しなかったら今とは違っていたのかもしれない、と思う紫乃。

そして私があの漫画のヒロインとなっていたのかだろうか、とも思います。

会議室でそんなことを考えている紫乃の前に、はじめが現れます。

相変わらずここが逃げ場所なんですね、とはじめ。

泣いている顔を見られ、戸惑う紫乃の横に座ると、ちょうどこの辺りでしたよね、とつぶやきます。

資料室、と言われ、はじめが覚えていてくれたことを嬉しく思う紫乃。

もうこっそり泣くことも無くなったかと思ってた、とはじめは言います。

人間関係は良好ですから、と答える紫乃に、うまくやってますよね、と返すはじめ。

じゃあ今はどうして泣いているのですか？と紫乃に尋ねます。

はじめの言葉に、思わず本音がこぼれだす紫乃は、私より花澤さんとの方が仲がいい、と答えます。

さっきも呼び捨てだったし、と話す紫乃に、名字だよ、とはじめ。

それでも呼び捨てだ、と言う紫乃は、本当は花澤さんと2人きりで出張に行ってほしくなかった、お土産を楽しく選んだ話なんて聞きたくなかった、と思いが溢れてしまいます。

こんなことを言いたくなかったと口を堅くつぐむ紫乃に、唇が切れてしまいますよ、とはじめ。

それでも答えない紫乃に「加治屋…やめて」と突然呼び方を変えます。

驚いて口を開ける紫乃に、名前より名字の方が効果あるなんて変なの、と笑うはじめ。

怒っていないことに驚く紫乃に、他に思っていることがないかを尋ねます。

橘さんの部屋に行ったことがない、と答える紫乃に、それは花澤もないよ、あとは？とはじめは聞きます。

あなたのことがもっと知りたい、と言う紫乃に、思わずキスをするはじめ…。

会社でしてしまった、とつぶやくはじめに、自分からしておいて、とツッコむ紫乃です。

花澤の教育係なので極力気を付けますが、それ位は聞き分けて欲しいです、と顔を近付けて話すはじめに、顔を赤くして謝る紫乃。

そんなに不安にさせていたんですか、と聞かれ、言葉を詰まらせます。

この際だから正直に、と何かを言いかけたはじめでしたが…。

だって橘さん、私のこと抱かないじゃないですか、と思わず言ってしまう紫乃。

驚いて固まるはじめに、自分が思わずとんでもないことを口走ってしまったことに焦ります。

忘れて下さい、と言う紫乃に向かって、抱かれたかったんですか？と尋ねるはじめ。

真っ赤になって動揺する紫乃に、少し考えたはじめは…。

「分かりました、抱きます」

はじめの思いもよらぬ言葉に、驚く紫乃でした。

そして紫乃は、はじめの部屋のベッドの上で、上半身の服を脱がされていました。

未だに展開についていけない紫乃に、親からの外泊許可を貰ったか尋ねるはじめ。

わかりました、と返信が来たことと紫乃が言うと、これで紫乃さんは朝まで俺のものですね、とキスをします。

本当にするんですか、と焦る紫乃に、だって抱かれたかったんですよね、とはじめ。

はじめの言葉と行動に、紫乃は思わず吐息を漏らします。

キスをしながら、紫乃さんは本当に俺のことが好きなんですね、とささやくはじめ。

俺たちもっと仲良くなれますよね、ともささやくのでした。

行為が進み、はじめの指に悶える紫乃。

もっと紫乃さんのことが知りたい、と首筋を刺激するはじめは、大胆に攻め立てます。

部屋に紫乃さんがいるなんて興奮するよ、とささやくと抱きしめるはじめ。

そんなはじめの姿を、紫乃は演技だと思っているようです。

息を荒くして服を脱ぐはじめの姿を、キレイだと思う紫乃…。

緊張して体が強張る紫乃に、泣きそうな顔になっている、とはじめは言います。

そんな紫乃の緊張をほぐすかのように、紫乃さんて泣くと結構ブサイクですよね、とささやくはじめ。

怒る紫乃と繋がると、乱れる姿は結構刺激的ですね、とはじめはささやきます。

そんなの私だって同じ、と思う紫乃。

いつもの涼しい顔からは想像できないはじめの余裕ない表情に、さらに体を熱くします。

はじめは、困ったことにすごくいいです、とささやきます。

どうして困るのだろう、と思う紫乃。

それは私がただの婚約者だからだろうか、と抱かれながら思うのでした。

行為が終わり、同じベッドで朝を迎えた2人。

ひと足先に目が覚めた紫乃は、こっそりスマホを取りに行くと、再びベッドに潜り込みます。

そしてお気に入りの恋愛漫画を読み始める紫乃…。

こんな時にまで漫画を読むのは、もうこの漫画の婚約者のことが他人事には思えないからです。

今は私のことを好きになろうと努力してくれていても、いつか気持ちが離れていくかも、と思う紫乃。

しかし漫画を読んでいると、それ面白いの？とはじめに気付かれてしまいました。

驚いてスマホを隠す紫乃に、こういう時って相手の顔を見たりしないのかな、と不服そうなはじめです。

さらにはじめは、それが紫乃さんのおかずかぁ、とつぶやきます。

全力でツッコむ紫乃に、うそだよ、と笑いながら抱きしめるはじめ。

嬉しくてすり寄る紫乃に、絶対に抱かないつもりだったのに、とつぶやきます。

その言葉に、無理やり距離を詰めたのは私だから、とはじめの腕の中で冷静に分析する紫乃でした。

身支度をした2人は、少しは早目に部屋を出ようとしています。

一度帰ってから会社に向かう、と話す紫乃。

とそこへ、隣の部屋から花澤が出て来るではありませんか。

鉢合わせて固まる紫乃と花澤に、頭を抱えるはじめ。

花澤は慌てて謝ると、走り去っていきます。

するとはじめは、すみません紫乃さん、とだけ謝り花澤を追いかけていきました。

置いてかれた紫乃は、思わず行かないで、と言おうとしますが…。

あの漫画の婚約者と全く同じことを言おうとしていると思い、止めておきます。

やっぱり私はこの恋を盛り上げるだけの脇役なんだ、と立ち尽くす紫乃でした。

→君は面倒な婚約者ネタバレ3巻に続く

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