通園、通学に便利なアイテム、移動ポケットを作ってみませんか?
ポケットのついていない洋服だったり、ポケットが小さくてハンカチ、ティッシュが入らなかったりして、困ることがありますよね。
そんな時には、スカートやズボンのウエストにクリップで留めるだけの移動ポケットが便利です。
色々な種類の移動ポケットが販売されていますが、自分のお子さんの好みに合わない!この服に合う移動ポケットが欲しい!と思うことはありませんか?
そんな時は、ぜひお気に入りの生地を見つけて移動ポケットを作ってみましょう。
移動ポケットの簡単な作り方!必要な材料は?
移動ポケットの形にもよりますが、意外と簡単に作れる移動ポケット。
簡単な作り方で必要になる材料は、たったの3つだけ!
・必要なサイズに切った生地
・バンドクップ
・綿テープ
があれば作ることができます。
100均でもバンドクリップを購入することができるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
移動ポケットの簡単な作り方!ふたなし!
まずは、ふたなしの移動ポケットの作り方をご紹介します。
ハンカチやティッシュを取り出しやすく、作り方も簡単なので、おすすめです。
材料(出来上がりサイズ:縦13㎝×横14㎝)
生地A(オックスなど):縦26㎝×横16㎝
生地B(オックスなど):縦26㎝×横16㎝
綿テープ:1㎝幅×16㎝
バンドクリップ:2つ
※生地A、生地Bは同じ生地でも大丈夫です。異なる柄の生地を使うと切り替えが入ります。
※シーチングやブロードなどの薄手の生地を使う場合は、接着芯を貼ることをおすすめします。その場合、生地と同じサイズの接着芯を用意し、アイロンで貼って下さい。
作り方
材料を裁断する。
生地などの材料をサイズに合わせて裁断します。
生地Aと生地Bを縫い合わせる。
2枚の生地を中表で合わせ、以下の図のように縫い代1㎝で縫い合わせます。
生地を表に返してアイロンで形を整え、押さえミシンをかけます。
綿テープを縫い付ける。
生地Aに綿テープを縫い付けます。
端から約2.5㎝間をあけた位置に綿テープを置き、赤線部分を縫います。
クリップをかけ、力がかかる部分なので何度かミシンを往復させて、しっかりと縫い付けましょう。
中心部分を縫っておくと、強度が増すので他の4点と同じように返し縫をして縫い付けましょう。
生地を折りたたみ、ミシンをかける。
生地を図のように折りたたみ、中表の状態で周囲を縫い代1㎝で縫います。
この時、移動ポケットの上部に返し口を8㎝ほど残します。
返し口からポケットを引き出します。
返し口を綴じる。
アイロンで形を整えた後、袋口に一周ミシンをかけます。
この時、返し口も一緒に綴じましょう。
クリップをつけたら、移動ポケットの完成です。
移動ポケットの簡単な作り方!テイッシュケースあり!
次にご紹介するのは、ティッシュケースのついた移動ポケットです。
こちらはフタつきです。
マジックテープやホックなどはつけていないので、濡れた手でもすぐにハンカチを取り出すことができます。
材料(出来上がりサイズ:縦10㎝×14㎝)
生地(オックスなど):縦66㎝×横16㎝
綿テープ:1㎝幅×16㎝
バンドクリップ:2つ
※一般的なポケットティッシュが入るサイズです。
※シーチングやブロードなどの薄手の生地を使う場合は、接着芯を貼ることをおすすめします。その場合、生地と同じサイズの接着芯を用意し、アイロンで貼って下さい。
作り方
材料を裁断する。
生地などの材料をサイズに合わせて裁断します。
生地の端処理をする。
以下の図のように、上下ともに1㎝、1㎝で布端を三つ折りにし、アイロンをかけます。
0.5㎜の位置にミシンをかけます。
綿テープを縫い付ける。
本体の生地の上から14㎝の位置に、綿テープを配置します。
以下の図の通り、赤線部分をミシンで縫います。
クリップをかけ、力がかかる部分なので何度かミシンを往復させて、しっかりと縫い付けましょう。
中心部分を縫っておくと、強度が増すので他の4点と同じように返し縫をして縫い付けましょう。
生地を折りたたんで、ミシンをかける。
以下の図の通り、生地を折りたたみます。
アイロンでしっかり押さえましょう。
両脇を縫います。
折りたたんだ生地(中表の状態)の両脇を縫います。
生地を表に返して、アイロンをかける。
生地を表に返して、目打ちなどで角までしっかり出します。
アイロンをかけてクリップをつけたら出来上がり!
移動ポケットを作る時の注意点は?
一枚の布で作るため、折りたたむときにはきちんと左右ともに長さを測りましょう。
ズレが出てくると、きれいに仕上がりません。
少し手間はかかりますが、毎回きちんとアイロンをかけており線をしっかりとつけることが大切です。
まとめ
移動ポケットの作り方、いかがでしたか?
自分の好みにあった移動ポケットが作れたら、おしゃれも楽しめますね。
いくつか用意しておくと、気分によって好きなものを選ぶことができるのでおすすめです。
また汚れたハンカチを入れるため、洗い替えにも沢山欲しいですよね。
フタなしも、ティッシュケースありもどちらも簡単なので、ぜひ作ってみて下さい。
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